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    サンフランシスコ
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  • サンフランシスコで泊まったホテル
  • いつもはホテルをいくつか移動して楽しむのだけれど、今回は弾丸で飛んだうえ滞在期間も短めだったので、1つのホテルを拠点に動くことに。起こったハプニングにホテルマンの力量を感じた。

  • Visited month : February

  • 2月のサンフランシスコは思ったほど寒くはなかった。空港からの電車を降りて、スーツケースを押しながらホテルを見つけてチェックイン。
    日本から来ましたよ〜なんてニコニコしていると、何かを考えてからこちらに確認してきた。 「滞在は1人か?」「部屋は1部屋か?」みたいなこと。 Yes!Yes!と答えていると、鍵を渡してくれた。

    なんであんなに念入りに質問をしてきたのかな?と不思議に思いながらも部屋に到着して鍵を開ける。清潔な部屋。一人で宿泊するには申し分ない。 と、荷物を置きながら気がついた。そういえば確かフロントマンは2つ部屋を予約したか? と言った気がする。思い当たることがあった。どうやら日本でホテルの料金を確認しながらいくつか予約した際に、不要ぶんをキャンセルをし忘れたのだ。ということは、今現在ダブルブッキングしている状態。

    これはしまった!と思いながら、急いで部屋のwi-fiを繋いで心当たりのある予約サイトの連絡先を探す。 電話がつながったので、キャンセルしたいと告げると、キャンセルは翌日分から可能で、 本日分は出来ないと言われる。それはそうだ。

    とにかく明日分からでいいのでキャンセル。 やってしまったと思いながら電話を切った途端、部屋の電話が鳴る。 出てみると、フロントからだ。
    「いま部屋をキャンセルしたか?」
    「しましたしました!」
    「でも今日は2部屋になっているよ」
    「それはキャンセルできなかったの」
    「それはおかしいよ。僕が話をつけてあげるよ」
    みたいな会話。

    フロントまで降りていって、もう一度ホテルの予約サイトへ電話をする。 事情を話すと、フロントマンに電話を渡した。 フロント内のパソコンのモニターを見ながら冷静な顔で話が進む。 しばらくしてどうやら交渉終了したらしい。 電話を返しながら、「こんなのおかしいから当然だよ」みたいなことを言ってくれた。

    迷惑を掛けたのは私なので、申し訳ない気持ちでいっぱいだったけど、こんなこと出来るんだ!と、本当にうれしかった。

    そして新しい鍵を渡されて、部屋はこっちだと言われる。 先に入った部屋がキャンセルされた方の部屋だったらしい。

  • 新しい部屋に入ると、なんとさっきの部屋より広いじゃないですか! しかもウェルカムフラワー(造花だけど)まで置いてある。 ※さっきの部屋にはなかった
    素敵すぎてはしゃいじゃうよね。

  • というわけで、無事にサンフランシスコに着いて、ホテルのチェックインも完了。ダウンタウンサンフランシスコ地区の市内中心部に位置するこのホテルを拠点にサンフランシスコを楽しむ。ショッピングスポットや観光案内所までも近く、どこへ行くにも便利なホテルだった。

  • もうひとつ、このホテルは朝食の用意がない。その代わりに、朝は無料のマフィンが食べ放題。

  • そういえば、夜に寒くてフロントに電話したら、ヒーターを持ってきてくれた。 おかげさまで快適に過ごせて、色々とお世話になりました。